3つの質問に、答えられる店長とは
前回の「失敗す店を見分ける3つ質問」の続きです。
Q1「先月の売上は、いくらですか?」
Q2「今月の目標(予算)の売上を教えてください。」
Q3「その目標(予算)の根拠を教えてください。」
これに、はっきりと答える店長は、売上をどのくらいのレベルで把握していると思いますか?
それでは、その店長のお話をさせて頂きます。
売上を把握している店長のイメージは、パソコンに長けている事務ワークが得意なタイプを想像しませんか。
今回、お話しする都内で店舗を運営されているSさんは、オーナー店長です。
パソコンなども人並みには使用しますが、どちらかといえばアナログなタイプです。
Sさんの店舗が、月間の売上の新記録を達成しそうな月末の電話での会話です。
私は、売上の状況を把握したうえで連絡しました。
「Sさん、売上が好調ですね!」
「今までの最高は、○○○円だよね。今日の売上が、△△円だから、あと□□円だから間違いなく、新記録を達成だよ。」
「なんだ、把握してましたか!絶対に達成してほしくて、発破かけようと思って連絡したのに。」
「そんなことだと思いましたよ。分らない訳なでしょう。でもね、来月からの売上をどうするかが大変でね。」
売上の状況が悪くても同じような会話になります。
売上の状況を数値として冷静に把握することがとても大切です。
それが、あって初めて対策を考えることができるからです。
計算や数値が、苦手だといわれる店長は多くいます。
でも、店長には、サービスなのどの現場力と同じくらいに、数値を把握することが大切です。
苦手だと言い訳しないで、自店の数値に触れることを増やすことです。
そうすることで、だんだんと頭に入るようになりましから。
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