誰に何を任せるか〜役割分担のキモ
2015.11.16 (月)
役割分担とは、誰が何を行うのかを決めて実施する事です。
次に、誰に何を担当させるかを決めることが、重要になります。
店長の頃に、こんなことがありました。
ピークタイムには、調理場での食材の補充や備品の交換の担当する業務があります。
食材が不足してから、交換していてはタイムロスが発生しますから、周囲の状況を把握して食材の不足などを先回りして準備し補充する経験と判断能力が必要になる業務です。
その日は、新人のアルバイトが多くて、誰に任せるかと思案しました。
自分で担当しようかとも思いましたが、そうすると新人のアルバイトのフォローが手薄になりそうでした。
そして、今までにこの業務の経験のない高校生のアルバイトに任せました。
結果は、信じられないくらいにピークタイムが効率良よく進みました。
他のベテランのアルバイトと比べても優秀でした。
これは、店長である私自身が、勝手にアルバイトの能力を思い込んでいた結果です。
最適な役割分担をできていなかったのです。
孤立化のための役割分担は、その時間責任者の重要な業務です。
この役割分担だけで、ピークタイムに売り上げが変わります。
メンバーが違う時は、それぞれのスキルから最適な分担を選択しなければなりません。
しかし、メンバーが同じだからと、いつも同じ役割分担をしていては、従業員のスキルアップになりませんし、マンネリ化によるミスも発生します。
そして、役割分担は、任せるか内容も常に見直しする必要があります。
次回は、役割分担の内容についてお話をします。
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