ある飲食店での出来事です。

カウンター席で食事をしていると、隣の席のお客様が料理をこぼされました。

すぐに、アルバイトらしき店員さんが対応していました。

一通りの片付けが終わり、丁寧な対応にお客様も恐縮していました。

お客様への気遣いがあり、好印象を受けました。

ここまでの対応ができる店舗は、よく見かけます。

しかし、この店舗の対応で驚いたのは、この後でした。

店長が、対応した店員さんに声をかけているのが聞こえてきました。

店長：「おしぼりを追加でだして。」

店員：「大丈夫です。新しいおしぼりは、出してあります。」

店長：「いや、お客様がテーブルを自分で拭いているよ。新しいおしぼりを二、三本出してあげて。」

店員：「はい」

すぐに、新しいおしぼりを出していました。

なかなか、ここまでできる店長はいません。

最初の対応でも、特に問題なくテーブルも綺麗にされていました。

でも、何気ないお客様の行動を店長が、見逃していなかたのです。

自分たちの対応に、お客様が満足しているのか？

これは、お客様の立場に立っていなければ見えないことではないでしょか。

その後、店員さんの動きを観察していましたが、店長が気配りができる人ですから、店員さんもお客様にの気配りのレベルが高いのです。

お客様は、このような気配りを感じとります、そして、再来店の判断の一つになります。

この店長は、売上を変える力がある店長です。