店舗の運営をしていると、競合店が出店する不安は常にあると思います。

飲食店の店長をしていて、商圏に競合店がオープンすることはよくありました。

飲食店の競合店？

カフェ、ファミレス、ハンバーガーチェーン、牛丼、お弁当屋、スーパー、、、などなど

思いつくだけで、これだけ出てきます。実際は、これ以上かと思います。
でも、私の経験で、最も嫌だったのは、、、

コンビニです。

コンビニは、後からオープンされると厄介でした。

コンビニは、大枠では物販の業態ですが、実は地域似合わせて売り場や品揃えを変えてきます。

お客様の求めることに、臨機応変に対応しているのです。

飲食店の店長をしていた時です。

立地は、駅からの通勤の動線で、働く方も幅広い層です。

周辺には、飲食店も多くある激戦エリアですが、ラーメン、牛丼などなどの男性向けの店舗が多くありました。

私の店は、どちらかといえば女性のお客様が多いタイプの業態です。

そこに、徒歩1分間くらいのところに、コンビニがオープンしました。

もちろん、それなりに混雑していますが、男性客が中心でしたので、競合店としては影響少ないかと思っていました。

1週間後、昼の売上が下がってきました。

周囲の店舗を調べると、オープンしたコンビニに女性のお客様が増えています。

なぜでしょか？

それは、品揃えを変えていたのです。

以前は、おにぎりを2段に陳列していましたが、1段に変更し、その代わりに、サンドイッチとサラダの陳列スペースを広げていました。

女性向けの品揃えを強調しているのです。

コンビニの強さは、ここにあります。

お客様のニーズに対して、細かく売り場や品揃えを変えてくるのです。

それでは、なぜ、コンビニはお客様のニーズを把握できるのでしょうか。

次回、お話しさせていただきます。