昔ながらの酒屋さんが減った理由

2015.10.08 (木)
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昔ながらの酒屋さんが、減っていると思います。

ある日、昔ながらの酒屋さんが、コンビニに変わっていたことあるりますよね。

コンビニの出入り口の自動ドアをよく見てみると、コンビニの店名の他に、◯◯商店、◯◯酒店などを見ることがあります。

これは、屋号です。元々は、その名前で酒屋さんやお米屋さんなどを営業されていたのです。

随分と昔ですが、酒屋からコンビニに業態変更をするオーナーを担当したことがあります。

その酒屋さんは、三代続いていました、その稼業をやめることに決めたのです。

質問しました、なぜ、コンビニにするのですか?と。

その酒屋にお客様が来店されて買い物していただく売上は、大したことないそうです、数万円程度だと記憶しています。

大半の売上を配達で稼いでいたそうです。

配達先は、飲食店や個人宅などを数多く持っていたそうです。

確かに、一昔前は、酒屋さんがあって配達もしてくれていました。

サザエさんで、三河屋さんが御用聞きに来てくれていますよね。

しかし、時代の流れで買い物する場所が多様化していきました。

大型スーパーやディスカウントショップの出現、コンビニの出店攻勢と、さらに酒類の販売免許の規制の緩和も追い打ちをかけました。

また、核家族化が進みライフスタイルの変化も影響ます。

そして、酒屋さんから配達で購入する方が激減していったそうです。

このままでは、酒屋としての存続は難しいと考えて、悩みに悩み、そして調べに調べてコンビニにすることを決めたそうです。

三代続いた稼業を変える決断でしから、大変なことだったようです。

コンビニの開店準備では、最初なので売り場の陳列を本部がある程度は決めています。

でも、オーナーは、酒類の陳列は場所だけは、こだわらせてくれと場所も品揃えも変えていました。

コンビニの酒類の売り場を目立つ場所だったり、スペースを確保している店、他のコンビニでは見ない品揃えの店があります。

そんなコンビニの出入り口をみてください。

◯◯酒店と屋号が、あるかもしれません。

見つけると、やっぱりなぁと思っています。

昔ながら酒屋さんのように配達でしてくれるお店が姿を消しいきました。

しかし、また、時代は変わり、今度はコンビニでも配達(デリバリー)を取り入れるチェーン店が増えてきました。

他の業態のお店でも、お客様が来店していないのに存在している店を多く見かけますよね。

なんで、やっていけるのかを考えると、お店は実際の来店以外にもやれることがあるのだと気づきます。

それでは、次回からは、2号店のために社員を雇ったオーナー店長のお話です。

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