店を増やすので社員を雇ったけど〜その①
そのためには、どうしても一緒に運営してくれる人材が必要です。
それが、アルバイトの場合もありますが、社員を雇用したほうが安定はし易いと思います。
ただし、社員を雇用する場合は、いろいろと考えること準備することも多くなります。
雇用形態をどのようにするのか、給与や福利厚生など掛かる費用も増えますし、雇用契約等の準備必要になります。
このような事務的な準備を完了したら、もう大丈夫かと言うとそんな事はありません。
本番はこれから、現場での業務を任せる為の準備が失敗を防止することになります。
それでは、2号店を運営するときに社員を雇用したオーナー店長の事例をお話しします。
当時、スーパーバイザーとして担当していましたオーナーのSさんは、若くしてフランチャイズに加盟して店舗運営をされていました。
自ら現場に入るオーナー店長として店舗運営をされていました。
経営者とては、収支をしっかりと考えて方針を決めていました。
仕事には厳しいタイプでしたが、明るく面倒見の良さもありアルバイトからの人気は絶大でした。
フランチャイズ本部が、長年の堅実な店舗運営の実績を評価して、近隣の直営店も運営しないかと持ちかけたのです。
Sさんは、検討した結果、この申し出を受けることにしました。直営店の委託ですが、2号店を持つことになったのです。
そこで、今まで運営していたA店と新たに運営するB店の状況を考えて、SさんはB店を中心に運営する事にしました。
そこで、A店の運営は、アルバイトで働いてYさんを社員として雇用し、店長として運営を任せることにしたのです。
人柄もわかっていて仕事のスキルも申し分ないのですし、本人もやる気になっていましたから安心でした。
そして、2店舗運営が始まりました。
経験豊富なSさんでも、他の人の店舗を引き継ぎ、体制を作り直すのには時間が必要でした。必然的に、A店には、顔を出すことだできなくなりました。
Yさんは、初めての店長業務を頑張っていました。Sさんも、私もサポートをしていました。
そして、B店の売上が、劇的に伸び始めました。
店長で売上が変わることを証明して見せてくれました。
しかし、Sさんから意外な話が出てきました。
次回は、その内容をお話しします。
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