採用を決めるのに一番大切なこと

2015.11.02 (月)

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従業員の面接と採用は、大切な業務です。

ある程度の経験が必要にもなります

初めて店舗を開店させる店長やオーナーには、従業員の面接の経験がない方もいらっしゃいます。

要望があれば、数人の面接を私が実際に、面接を実施して横で見ていただくこともやりました。

でも、こんなお願いをされたことがあります。

「面接と採用を全てやって貰えませんか。経験が豊富でしょうから、良い人を選べると思うで。」

確かに、面接は、店長の時から数え切れない程の経験ありますし、スーパーバイザーとしても、多くの店舗の従業員と接してきました。

でも、自分の従業員は、自分で面接して悩みながら採用を決めなければダメなんです。

仮に、私が面接して採用したら、その人達は私の従業員になってしまいます。

面接の段階で、誰が店の長なのかを知らせなければいけません。

そして、面接し採用者を選ぶ時に、一番大切なことを伝えています。

それは、

「この人と一緒に働きたいと思えること」

これを最初の採用の基準にしてくださいと伝えています。

長時間で、週に何日でも勤務可能な方や経験者など、採用したくなる人はいます。

でも、その採用基準だけでは、後々の失敗(問題)を呼び込むことがあるのです。

このような事もありました。

家族で運営していく店舗のオープンの採用者を決める時です。

オーナーが面接を担当して、奥さんが同席で面接を見ていました。

採用者を決める際に、一度だけ奥さんが採用予定者のひとりの女性に対してご自身の意見を言いました。

男性であるオーナーとは、感じる部分が違った様です。

オーナーは、奥さんの意見を聴いて採用を見送りました。

自分と家族が一緒に働きたいと思えることを優先すると説明してくれました。

新店の準備の中で、従業員の採用が最も重要な事です。

新店の準備で、店舗の設備に問題があっても、施行の価格で揉めても、工事自体が遅れていても、そんなことは最終的に何とかなることが殆どです。

実施に起きている問題として、そこに意識が行ってしまうのです。

しかし、従業員の採用、オープンに向けたトレーニングなど、

人に関わることはだけは、オープン前に準備をしっかりとしなければ手遅れになります。

特に、オープニングスッタフは、その店舗の今後を決める人材ですから、その採用は大切な業務なのです。

次回は、オーナーと店長の関係が店舗に与える影響についてお話しします。

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