店舗の生き残り率は?
全国の飲食店(中食、外食含む)は、約76万店くらいです。
この店舗数は、あまり変動していないそうです。
実際は、毎年、3万5千店ほどが開業しているにも関わらずにです。
つまりは、同じくらいの店舗が閉店している事になります。
それでは、開店して、1年後にどれくらいの店舗が生き残っていると思いますか?
開店後1年で、存続できているのは、約65パーセント位だそうです。
100店の内、1年も経たずに35店舗は閉店しているのです。
担当店での最短の閉店は、半年で閉店でしたし、3ヶ月で閉店した店舗もありました。
競合としてオープンして、3ヶ月しか営業できなかった店舗も見ました。
チェーン店だから、すべて継続しての運営できている訳ではないのです。
個人での経営は、さらに厳しさが増す事が考えられます。
それでは、1年目をクリアしたら大丈夫でしょうか。
実際は、開店から2年後には、約49パーセントしか残りません。
そして、3年後には、約30パーセントになってしまいます。
10年後も、経営できている店舗は、約10パーセント程と言われています。
店舗での独立を考えさせられる数値ではないでしょうか。
それでは、生き残れる店舗は、しっかりとした経営をしているのでしょうか。
ある程度の規模のチェーン店となれば、運営体制も整っているでしょうが、個人の店舗ではそこまでの事は出来ていなくて普通だと思います。
それでも、存続している店舗はたくさんあります。
例えば、近所に昔からある飲食店はありませんか?
お蕎麦屋さんとか中華料理のお店、古びた喫茶店なんかです。
生き残っている店には、運もありますが、それ意外にも理由があるはずです。
閉店する現実よりも、生き残っている店舗の理由を考えて実行することが、未来も継続できる店舗になるために必要なことだと思います。
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