利益を確保でおきる負のスパイラル

2015.12.28 (月)

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店舗を経営する以上は、利益を確保しなければ継続することはできません。

そのために、まず行うべきことは売上を伸ばす活動を考えて実行することです。

計画を立てて活動をしていても、すべての活動が良い結果を出せるわけではないのです。

場合によっては、経費をかけた分だけ利益を下げてします可能性があります。

そのために、利益を確保するために、即効性のある行動を優先するようになります。

売上に苦戦して店舗で良くあるパターンです。

・売上が苦戦していますが、店長は回復させるべく行動をしています。

・しかし、少なからず費用をかけた行動は結果に結びついていません、でも、少しですが手ごたえを感じていました。

・利益の回復するには、もう少し時間が必要な様です。

・その時、会社(オーナー)からは、現状では売上が伸びない行動よりも、経費の削減をして利益を確保するように指示がでます。

・目に見えて分かりやすい経費を削減します、販促費や人件費です。

・多少の売り逃しよりも、経費削減が優先です。

・人件費の削減は、店長と従業員の過重労働で作業をこなします。

・従業員の離職が増え始めまて、残ったメンバーにさらに負担が増えていきます。

・疲弊した従業員のサービスレベルと商品の品質、店全体のクオリティも低下していきます。

・そして、さらに売上が下がる結果に。

・下がる売上に合わせて、経費削減へ。

完全に負のスパイラルですが、このような店舗は少なくありませんでした。

確かに、経費のムダは論外ですし、利益がなければ経営を継続できません。

しかし、経費の削減だけではジリ貧ですから、同時に売上を上げるための経費も確保する必要はあると思います。

守って耐えなければならない時期に、しっかりと守り、しかるべき時(たとえばイベントや繁忙期など)に備えて 販促や人材も含めた準備をする計画が立てなければなりません。

計画のない行動の連続は、閉店への第一歩ではないでしょうか。

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