体感温度を活用していますか
2015.11.25 (水)
コンビニでも、飲食店でも、寒くなると温かい商品の販売が伸びます。
おでんとかスープ、中華まん、ホットコーヒなど。
確かにそうですね。
そこには、体感温度が大きく関係してきます。
体感温度とは、実際の気温ではなく、人がその気温をどのように感じているかを表すことです。
例えば、夏のクーラーの設定は、28度でも涼しく感じますね。
冬の暖房は、22度でも暖かく感じると思います。
このように、人は気温に対して、その時々で感じ方が違うのです。
季節での大きな変化でなくても、日々の気温の変化でも体感温度は、変化します。
こんな時に、あなたなら何をしますか?
11月に20度を超えてポカポカ陽気の次の日に、10度近くまで急に気温が下がった。
さぁ、この変化が、売上を上げるチャンスです。
つまりは、お客様の立場に立って考えて、仮説を立てられるかです。
天候、気温の変化は、天気予報を見ていればわかりますから、当日のお客様は、温かい商品を求めるだろうと仮説を立てることはできます。
店頭の掲示物は、温かい訴求になっているか。商品のストックはあるか。
直接、商品を販売しないサービス業でも同じです。
外が寒いのだから、施設内の温度設定やお客様にかける言葉を変えるなどの準備はできます。
ひとの行動が変化するときは、チャンスなのです。
中長期的に、天候とお客様の購買行動を考えることで、周囲よりも先にお客様に印象を持っていただくことも可能なのです。
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