人手不足を知らないお店

2015.10.21 (水)

11760335_1616849818597188_5544538149071824107_n

今回は、人手不足にならないお店のお話をさせていただきます。

店舗の人員不足は、とても深刻なことはお話しました。

しかし、すべての店舗が人員不足な訳ではありません。

人員で苦労しない店舗には、特徴があります。

A店は、オープンして7年ほどの店舗です。

立地は、都心部からすぐの駅にあるとスーパーの地下1階フードコートです。

そして、女性のオーナー店長が切り盛りしています。

ある時、オーナー店長のNさんから、連絡がありました。

「募集媒体のB社の営業さんを紹介してもらえませんか?」

「はい、大丈夫ですよ。でも、今まで依頼していた営業や代理店でも大丈夫ですけど」

「実は、オープンの時の募集以来、媒体を使った募集をしたことがなくて。」

「そうでしたか、、、。えっ、今までどうしてのですか?」

「店頭にポスター貼れば応募あるし、アルバイトが友達や後輩を紹介してくれるので、それで十分でした。」

本当に驚きまた、オープンして7年間も採用費を使っていなかったのです。

このA店は、仕事には非常に厳しい店舗でした。

でも、オーナー店長は、それ以上にアルバイトを大切にしています、責任ある仕事もどんどん任せます。

特に、接客には厳しくトレーニングしています、もちろん、Nさんの接客はピカイチです。

オーナー店長と話すことを目的に来店されるお客様もいるくらいです。

フードコートですから、ほんの短い時間なのにです。

そして、ほとんどの学生アルバイトが、卒業まで働きます。辞めるアルバイトがいても引っ越しや留学などです。

卒業したアルバイトが、よく店舗によく顔を出します。

その店舗の中の人間関係の良さが、お客様を呼びます。オープン以来、年間売上を更新し続けていました。

不特定多数のお客様を相手にする大型のショッピングセンターのフードコートではありませんから、地域のお客様からの信頼が売上に影響します。

こんなことが、ありました。

ある日、母親と高校生くらいの娘さんが一緒に、Nさんを訪ねてに来ました。

母親は、ここのお店で娘をアルバイトさせて欲しいとお願いに来たのです。

ご家庭では、アルバイトを認めていなかったそうですが、娘さんがどうしてもアルバイトがしたいと訴えてそうです。

それならとアルバイトを認めるが、働くのはA店以外はダメだと話していたそうです。

このような話が、たくさんある店舗ですから、他の店舗の人手不足とは違っています。

採用費は、非常に経営を圧迫する費用です。

アルバイトが友人や後輩を紹介するのは、その店舗で働くことが楽しいからです。

楽しくない場所を大切な友人には、紹介しません。

また、良いアルバイトの友人は、良い子なことが多いです。

A店のその後ですが、有料の媒体に掲載しませんでした。ポスターで事足りてしまいました。

それでは、次回は、アルバイト募集の媒体の選び方についてお話します。

▼シェアをお願い致します!▼

現在の記事: 人手不足を知らないお店

お問い合わせ・ご相談はこちら

メールでのお問い合わせ

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

主なコラム

⇑ PAGE TOP