スマホの普及と募集媒体の変化
前回は、お客様の行動が、スマホの普及により変化しているお話をしました。
このスマホの普及は、他にも影響があります。
それは、採用方法の変化と、それに伴う応募者の行動の変化です。
それでは、自分が学生でアルバイトを探ししている時を思い出してください。
年代によって、大きくな違いがあると思いいます。
25~30年ほど前に、学生だった方は、アルバイトを探すときは有料の雑誌を買うのが普通でした。
今の若い方には、想像できないかもしれませんね。
そして、選択肢も「fromA」と「an」くらいでした。
発売日に急いで買ってチェックして電話をして面接を申し込んでいました。
その後、登場するのが無料で提供」する紙媒体です。
登場した当時は、掲載する店舗も少ないので、テストでよいからと無料で何度も掲載できました。
アルバイトを探している学生も、次第に無料の冊子を利用するようになり、有料の雑誌媒体から、無料の冊子媒体に大きく変わりました。
そして、インターネットが一般家庭に普及するのに合わせて、ネットでの媒体が出てきます。
しかし、インターネットが普及したといっても、時代はガラケーですから紙媒体にはかないませんでした。
多くの紙媒体がありました、そして、低価格で掲載できましたが、次第にその数が減りだしました。
応募者の立場で考えれば、検索できることはとても便利なことですし効率的なことでした。
そして、応募者の行動も以前とは変化していきます。
ネットでの募集が一般的になるにしたがって、面接に来ない応募者が増えてきました。
いろいろな理由が考えられますが、例えば、面接までメールでのやり取りになり、直接のコミュニケースがありませんから相手のことがイメージできていません。
また、複数の店舗に簡単に応募できるので、先に面接して採用されたら残りの面接に行かないのです。
ネットでの募集のための必要と対応ができなければ、さらに採用が厳しい時代になってきているのです。
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