ショッピングセンターでの大家さんとの関係

2016.02.29 (月)

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前回の続きです。

ショッピングセンターの店舗の店長は、近隣の店舗との関係を良くしていました。

しかし、ショッピングセンターの大家であるデベロッパーの新しい担当者とは、最初から相性が良くないようです。

定期的な打ち合わせすら、キャンセルしたと言い出していました。

私も、新担当に挨拶したかったので打ち合わせに同席することで、了承を得ました。

当時は、チェーンのとしてのイベント企画を商業施設に打診していることもあり、施設側にイベント開催の同意と協力を要請していました。

その前提となるのが、店長と担当者の信頼関係です。

説明の準備は進めていましたが、一抹の不安がありました。

そして、当日を迎えました。

話の進め方は、最悪を想定したシナリオで考えていました。

しかし、事前の店長との打ち合わせで、その心配が消えました。

店長と話していると、すでにイベントの概要を伝えたといって担当の方の好意的に受けてもていただいているとのことでした。

「店長、どうしたの?最悪の場合は、挨拶だけで説明などはできないと思っていたのに。」

「実は、他の店舗の店長さんたちと食事会をやってるんですけど、その時に皆さんが私と同じようなことを言ってました。だったら、担当者には直接伝えようとなったんです。」

「喧嘩にならなかったの?」

「いえ、最初は懇親を名目にして、食事会に呼んだんです。施設から離れた場所で。そしたら、すごく店舗のことを考えてくれている人だとわかりました。」

そして、担当者の方との打ち合わせは、スムーズにできました。

事前に、店長がイベントの概要を説明していまいしたから、その場で開催の決定と施設からの協力を約束して貰えました。

店長と施設との関係が大きく関わることの事例でした。

この逆も多くあります。

協力を要請しに行って、店長を変えてもらえないかと言われたこともあります。

店舗は、単独だけでは限界があります。

商業施設の中の店舗では、特に近隣の店舗や施設側との関係が重要になります。

人付き合いは、苦手な店長もいると思います。

無理して、人に合わせるのではなく、相手にとって自分ができることを小さなことでやることで、次につながることになります。

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