アルバイトがたくさん辞めて気づいたこと〜私の失敗談、その④
なんとなく見えてきましたが、これからどうすれば良いのか?
まだ、状況は変わりません。
そん中で、社員ミーティングで社員から言われたことが、それからの私の店長としての方向性を決める事になりました。
社員ミーティングの中で、今後の目標をそれぞれに話してもらいました。
その時、配属されて間がない女性の社員の言葉に、驚きました。
「私は、店長を笑顔にできるように、頑張ります。」
不思議に思って、質問しました。
「どう言うことですか。私は、そんなに笑顔じゃないですか?」
すると、「はい、いつも厳しい顔で仕事をしてます。みんな、大変そうだと言っています。だからです。」
はっとしました。自分がどんな姿勢で、どんな表情で仕事をしていたのかをはっきりと言われました。
良くしたいと思っていても、それではダメですね。
感情的になってしまったことも多かったと思います。
それから、お店では、穏やかな気持ちを忘れないように、感情をむやみに出さないよにしました。
お店の社員、アルバイトが楽しく働けるようにするためにどうすれば良いかを考えるようになります。
お客様と一番接しているのは、アルバイトです。
そのアルバイトが楽しいと思えないならば、それはお客様に伝わってしまいます。
それが、お店の雰囲気になります。
店長が大事にするべきは、アルバイトなどのスッタフのことが優先だと思います。
それが出来なければ、スッタフがお客様を大切にすることはできないからです。
また、アルバイトの採用の基準を見直しました。
お店で働いて欲しいと思える人材を基準に採用をしました。
当たり前と思うでしょうが、人員の不足の時は、どうしても不足の時間帯に長期で入れることを採用基準で優先にしてしまいます。
しかし、あまり勤務できなくても、お店に必要と思える人材は面接に来ています。
例えば、大学の4年生で就職の決まっている人は、働ける期間は短いです。
すぐにいなくなるので、すぐに次を採用しなければならないので、採用しないことが多いのではないでしょうか。
しかし、年齢的にも就職活動を終えていることからも、優秀な人材がいます。
また、アルバイトを掛け持ちしていても、良い人材は採用します。
こちらの仕事が楽しくなれば、交渉して勤務日数を増やしてもらうことは可能です。
これは、店長の手腕ですね。
そして、ベテランのアルバイトも担当していた新人のトレーニングをアルバイトのリーダーと社員のみが行うことに変えました。
常に、新人のフォローを社員がするよにしていきました。
そして、アルバイトの退職が止まりました。
気がつけば、半分のアルバイトが新人になっていました。
やっと、スケジュールは、安定してきまし、お店としての安定を取り戻してきました。
しかし、最後の最後に大量の退職が始まりました。
続きは、次回の完結編でお話します。
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