なんで、販促が増えすぎるの、、、その②

2015.09.15 (火)

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増えすぎてしまった販促を止めたいのに、決められないと相談されたA店の販促は、

・平日の日替わりのメニュー(終日の提供)

・夕方から割引サービス

・学割サービス

・会員宛のクーポンの配布

・不定期に、会員へのクーポンの提供などなど

それに、全国共通の限定販促が組み込まれてきます。

特に、平日の日替わりメニューと夕方から割日サービスは、お客様の来店動機を提供してファンになってもらうことが目的でスタートしています。

低価格での提供用の商品ではなく、定価から割り引いの販売ですから、お店の原価負担も大きい販促です。

この販促をきっかけに、お店を好きになってくれたお客様も多くいらしゃいます。

しかし、この販促価格で購入することを最優先としているお客様も存在します。

そのお客様に、他の商品を勧めても購入していただけません。

さらに、お勧めしたことで怒り出すお客様まで。

「いつも、来ているのだから、なにを注文するかわかるでしょう!注文通りに提供しなさい!」

同じ日替わりメニューや独自の販促を実施しているB店は、どう考えているのでしょうか。

B店に話を聴きに行きました。

なんと、B店も同じように増えている販促を整理しなければと思っていたのです。

特に日替わりのメニューは、混雑時に販促価格に反応するお客様が増えすぎて、混雑を見て帰るお客様がいるとの事でした。

常連のお客様からのこんな声も。

「お昼は、混んでるから他に行っているのよ。」

なんだか、おかしいなぁとお店は、感じていました。

それでは、なぜ、やめないのでしょう。

やはり、A店と同じ答えが返ってきました。

【販促を止めたいけど怖くて止められない】

同じ状況ですね。

その販促についている固定客が離反してしまい、売上が下がることを懸念していました。

そこで、2店舗の店長(経営者)と打ち合わせを開始しました。

なんと、結論を出すまでに、ひと月を要しました。

《やめるなら、2店で同時にやめよう》

これだけ、決めるのにです。

販促を期間を決めないで実施した弊害だと思います。

そして、2年以上に続けてきた、日替わりメニューをやめたのです。

他の販促も、終了または、内容のリニューアルをしました。

2店舗と小さなエリアですが、大きな決断でした。

その結果は、、、、

次回は、販促をやめてた結果です。

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