お店の利用の仕方は変化する
今回は、お店の利用の仕方についてお話しします。
先日、電気ひげ剃りの刃がダメになりましたので、郊外型の家電量販店に買いに行きました。
お店に到着して、すぐに目的の商品は見つかりましたが、予想以上に高額でした。
必要だから、高くても仕方ないのですが他に安いとこないかなぁとも思いました。
でも、他の店を回って探す気にはなれません。
そこで、その場でネットで検索しました。
スマートフォンで、商品のバーコードをスキャンすればネットでの価格を確認できるアプリがあります。
すると、2千円も安いのです。その場でネットで注文してしまいました、明後日には配達されます。
ここで、思い出しました、ネット通販の利便性が高まり、郊外の家電量販店が苦境に立たされているニュースです。
来店されても、購入に繋がらないことも増えているそうです。
なぜでしょうか?
ネット通販の弱点は、実際の商品を手に取ることができないことです。
高価な商品を購入するほど、実物を確認してから購入したいのはお客様の心理です。
お客様は、その不安を解消するために、量販店を利用しています。
ネット通販の展示場になっているのです。
確かに、日々の生活でネットで必要なものは購入できます。それも、配達してくれるのです。
商品やサービスによって、私たちのライフスタイが変わるように、お店の利用の仕方は時代とともに変わっているのです。
郊外の家電量販店から、ターミナル駅の近くの量販店が戦略的に重要になっているようです。
これは、実店舗の最大の強みを活かすための戦略だと思います。
欲しいものをすぐにでも手に入れたいお客様にとっては、価格ではないのです。
これからは、どんなお店でも、お店の利用の仕方を提案することが、必要になってきていると思います。
次回は、マクドナルド本部の加盟店への販促支援のニュースについてお話します。
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