お客様が見えている店長の特徴〜その①

2015.10.28 (水)

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お客様をよく見なさいと良く言いますが、具体的に何をすれば良いのでしょうか。

店舗の業態によって違いはありますが、実際にお客様が見えている店長についてお話します。

そのような店長は、お客様に対しての反応が早いと言えます。

それを可能にしているのは、

《目と耳の使い方》が違うからです。

まずは、目の使い方からお話しします。

わかりやすく言うと、目線を高くして視界を広く認識していることです。

目線は、意識しないとすぐに下がってしまいます。

特に手元での作業に集中してしまうと、目線を下げたままになりやすいです。

目線が高い店長は、そのままにしないで少しの時間でも、目線を何度も上げます。

また、目線を高くすることで、視界が広くなりお客様の動きが見えるのです。

次に視界についてですが、まずは、これをやってみてください。

前をまっすぐ見て、
そして真横に手を広げて、
手を振りながら少しずつ前に動かしてください。

そうすると、視界の端の方で手が動いているのがわかると思います。

はっきりと見えなくても、何かの動きを認識することができます。

ここを意識していれば、お客様の動きを素早く認識することができます。

私が担当店に入ると、全く気がつかない店長もいました。

ことらから、声をかけると驚いていました。

逆に、お客様が見えている店長は、外から店舗を確認している私でさえも認識していました。

店舗に入れば、誰よりも早く挨拶をします。

そして、外に何か問題なかったかと質問をしてきます。

なぜ、外にいるのに気がついたか聞くと、

「あんな風に、外から店舗を見る人はいないよ、すぐにわかるよ」

と笑いながら言われました。

でも、よく考えてください。外にいる人の行動までも認識しているのです。

だからこそ、入店されるお客様に素早く反応できたのです。

目線を高くすることを意識してみてください、それだけで見えてくるものがありますから。

それでは、次回は、耳の使い方をお話しします。

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