機会ロスとは〜物販編

2015.11.12 (木)

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《機会ロス》についての例題です、考えてみてください。

Q)
お昼に近くのコンビニに、お弁当を買いに行きましたが、お弁当は全て売り切れていました。お客様のとった行動で《機会ロス》はどれでしょうか?

① お弁当がないので、他のコンビニで探すことにした

② お弁当がないので、他の店に行く時間がないのでサンドイッチと惣菜を購入した。

③ 近くにで、外食することにした

どうでしょうか?
全て、《機会ロス》です。

①と③は、わかりやすいと思います。

商品があれば、売上を得ることが出来ていました。

②は、他の商品で売上を得ていますが、本来の売上とは違っています。

また、本来のお客様の要望を満たしていません。

お客様に妥協を強いていることになり、次回からの来店しない動機の提供になる恐れがあります。

そして、《機会ロス》は、単品での検証が重要になります。

それでは、次の例題です。
お弁当の発注担当発注、売上を伸ばすために何をすべきか考えてみてください。

Q)
新商品の焼肉弁当が、美味しいと評判で一番売れている。
焼肉弁当の売り切れの時間が長くなっている。
2番に売れているのは、シャケ弁当。
シャケ弁当は、売り切れの時間がほとんどなくて、最後まで残っている。
ただ、シャケ弁当は、売れ残りの廃棄もある。
弁当全体では、ほとんど時間で欠品はない。

いかがでしょうか?
お弁当の売上を伸ばすために、何ができるでしょか?

一見、お弁当の欠品はなくて、問題ないように思えますが、ここにも《機会ロス》が発生しています。

弁当全体では足りているので、焼肉弁当の《機会ロス》が隠れています。

単品を分析することが必要です。

① 焼肉弁当は、不足していないか?
→ 大きな《機会ロス》と考えられます。

② シャケ弁当は、本当に人気なのか?
→ 最後まで、在庫があるから仕方なく購入されていることが考えらます。

このような対策を取れると思います。

焼肉弁当の売り切れ時間から、《機会ロス》を考えて在庫を増やす。

シャケ弁当などの他の弁当も、売り切れ時間や廃棄の状況を分析し在庫を調整する。

これだけでも、弁当全体の売上は、アップする可能性があります

それは、売れ筋商品の欠品は、大きな《機会ロス》になりからです。

その《機会ロス》を埋めることが、売上を伸ばすことになります。

次回は、飲食店の機会ロスをお話しします。

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