恵方巻きの流行は、ニーズを創る販促

2016.02.03 (水)

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節分といえば「恵方巻き」が、定番になっています。

スーパーでも、コンビニでも、飲食店でも「恵方巻き」を訴求しています。

元々は、大阪地方を中心とした太巻きを食べる習慣でしたが、「恵方巻き」という名前もありませんでした。

大手コンビニのある地域の店舗のその習慣のあった地域出身の従業員が、「太巻き」の販促活動に取り入れました。

それが、お客様に好評で販促として広がり、ついに1988年(平成10年)に全国販売されます。

その時に、商品名に「恵方巻き」を採用したことにより全国に広まったと言われています。

すっかり今では、節分といえば「恵方巻き」になっています。

この販促活動は、お客様への提案型の販促です。

こちらから、生活スタイルを提案して、お客様に気がついて頂いています。

お客様に、アンケートを取っても「恵方巻き」のニーズは出てきません。

節分では、豆まきをするご家庭は多いと思います。

保育園や幼稚園など小さなこども達も楽しんでいる風習ではないでしょうか。

しかし、古くからの風習なのにそれだけで、季節のイベントとして考えると少々物足りないところに、食べ物が入りますし縁起が良い習慣でもあります。

そして、この分かりやすい内容は、食事を準備する主婦にとってもメリットになります。

食事のメニューを決めるのは、なかなか大変なことだからです。

お客様へのアンケートや調査から、ニーズを探ることでは、この「恵方巻き」のニーズは出てこないことでしょう。

新しいスタイルを提案することが、出来ないかを考えて活動することも販促です。

このような提案型の販促を行うことで、お客様のニーズを創りだすことも可能になります。

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