人の流れが変わる時が売上を取るチャンス

2015.11.11 (水)

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GWやお盆期間、そして年末年始などの長期の休みが続く期間は、地域によって繁忙期になったり、閑散期になったりします。

また、日の並びや天候などの状況により、人の流れは毎年違っています。

この通常とは違う人の流れに合わせて、店舗は品揃えや営業時間などを調整することが必要です。

簡単な事例としては、お盆の帰省のUターンに合わせたスーパーやコンビニなどの《白モノ3アイテム》の在庫の確保です。

白モノとは、「食パン」「牛乳」「豆腐」の事です。

帰省をすると、家を留守にする時間が長くなります。

そうなると、主婦は、日持ちのしない食料品を消費してから出かけたいと思いますね。

そして、帰省のUターンが始まります。

疲れて帰宅しますので、外食か買ってきての中食にするご家庭も多いですね。

それでも、明日からの食事の事も考えると、朝食用の食料品を最低限の揃える必要があります。

それが、《白モノ》です。

そして、すべての食料品を買い揃えるわけではないので、近場のコンビニやスーパーで済ませたいと考えて行動します。

コンビニのスーパーバイザーの時には、このUターンに合わせて、通常の3〜5倍の在庫を確保しました。毎年のデータを記録してましうのでそんなに難しくはありませんが、新店はなかなか理解してもらえませんでした。

ある店舗では、牛乳を通常は、20本前後の発注でしたが、初めてのUターンの時の準備の打ち合わせでは5倍の100本を発注しましょうと提案しました。

オーナーは、そんなに必要ないと言い張りますが、他店のデータを参考に話をして、やっと70本の発注を了解してくれました。

実際は、あっと言う間に売り切れて、他店から在庫を回してもらうことになりました。

120本の販売でした。

白モノ以外でも、帰宅した際に重要の多くなるお弁当は、家族での買い物なので、幕内タイプを増やしたりと仮説を立てて準備します。

人の流れの変化に合わせた仮説を立てて準備しなければ、売れるのに売るものがないのですから、売上を確保できません。

これを機会ロスと言います。

次回は、機会ロスについてお話しします。

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